3匹の子猫のフォトフレーム

f:id:Noranekojiro:20180113093052j:plain

 

とーちゃん&かーちゃんが飛騨高山のお土産物屋さんでフォトフレームを買ってきた。

ボクら3匹の写真が入るのかな?って思ってたら、ちーちょ兄さんの写真が入って、それをボクら3匹が覗き込んでる...って感じにしたかったみたい。

 

ちーちょ兄さんを語るとき、とーちゃんは遠い目をして微笑みを浮かべて...お別れからもう6年になるのに、まだとーちゃんの心の中に生きているみたいな、そんな感じがするんだ。
とーちゃんはちーちょ兄さんのお骨を大好きだったお庭の白樫の木の下に埋めるつもりでいたみたいだけど、今もまだリビングの片隅で家族を見守ってくれているんだよね。

『ちーちょが居なかったらキミたちはここにいないんだぜ(^-^)』
とーちゃんはいつもそう言う。

ネコが嫌いで、しかもネコアレルギーでくしゃみが止まらなくなる家族の家で、初めて一緒に暮らしたネコがちーちょ兄さん。今でもボクらがイタズラすると『ちーちょだったらこんなことはしない。』『ちーちょに叱ってもらわないと!』って叱られることもあるから、とーちゃんたちにとって、ちーちょ兄さんはとても大きな存在なんだろうな。

 

あ、でもね。ニンゲンには見えないかもしれないけれど、ボクらネコは時々ちーちょ兄さんの存在を感じることがあるんだ。

オカルトちっくに思われるかもしれないけれど、ボクらには五感以外にニンゲンにはない"気配"を感じることが出来るんだけど(「テレパシー」の時にも話したよね)、時々、階段の上で優しい目をしたちーちょ兄さんがボクらを見守ってくれてるなぁって感じるんだ。

ボクらが耳と尻尾を下げる“畏れ”のポーズで、誰もいない&何もない廊下や階段を見つめたままフリーズしている時があるだろ?
それってちーちょ兄さんの気配を感じてる時なんだよ。