カリカリと家族と薪ストーブ

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ボクがこの家に暮らすようになって、一番幸せだと感じるのはカリカリが好きなだけ食べられること。もちろん、うり姐さんやみかんと安心して過ごせることや、窓から四季折々の景色を眺めることも幸せだとは思うけど、腹ペコで死にかけたボクにとっては食事の心配がないってのが何より嬉しいんだ。

忘れちゃいけないもう一つの幸せ...それは暖かい冬。
ボクは冬生まれだけど、春までは母さんと一緒に過ごしてたから本当の寒さってのを知らなくて、お家に入れてもらう前に秋の寒さをちょっぴり経験しただけなんだけど、エジプト原産のボクらネコは寒さがとっても苦手なんだ。

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我が家は冬になるとリビングの隅っこにある薪ストーブに火が入る。
とーちゃんが山で木を切ってきて、庭で斧を振り下ろして割った薪を2年ぐらい乾かして焚いてるらしいけど、これがもう本当に暖かいんだ。
リビングの薪ストーブ1台で家中を暖めているから、どの部屋もドアを閉めないおかげでボクらは自由に出入り出来るし、「蓄熱」って言うらしいんだけど、壁や床が一度暖まると、とーちゃんたちがお出かけしても丸一日ぐらいは20℃以下になることはないし、お部屋の空気を吸って煙突から吐き出してるから、いつも空気がきれいだし。

ネコといえばこたつってのが決まりごとらしいけど、ボクらは薪ストーブがお気に入りだな。

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