ネコアレルギー
昨日の夜、ボクがテーブルの下で居眠りをしていたら、とーちゃんとかーちゃんがTVを見ながらお話をしていた。
『ジローがすっかり我が家に慣れて良かったよね。』
『そうだね。Kセンセイも奥さんのAちゃんもこの子は家の中で飼うのは絶対ムリ!って太鼓判だったんだもの。』
『ちょっとイヤな顔をしながらも優しくしてくれる“ま、いっか星人”なうりのおかげよ。』
『だけどさ、ジローもメチャ気遣いして、控え目な態度だからだよな。』
『それにすぐに家に入れるんじゃなくて、2ヶ月間網戸越しに過ごして、お互いに良く知り合うことが出来たのも良かったのかもね。』
『確かに。うりちゃんを守るために、病気の有無がハッキリ判るまで、避妊手術が出来るぐらいに体力が戻るまでは別々にって理由だったけど、まさに"逢えない時間が愛育てるのさ♪"by Hiromi Goって感じ?(苦笑)』
『なんだか、不良っぽい風来坊ってイメージで"ジロー"って名前になったけど、今のあの子は"福ちゃん"って方が似合うわよね。』
『確かに(笑)』
とーちゃん、かーちゃん、それは違うよ。
ボクがこうして幸せに暮らしているのは、とーちゃんとかーちゃんのおかげさ。
ボクは知ってるよ。
とーちゃんもかーちゃんもにーちゃんもねーちゃんも...ホントは家族揃ってネコアレルギーだったんだもんね(笑)