ガブッ!
真っ白な飼い猫に変身したボク。
うり姐さんはボクが家族に加わったことで、かーちゃんに甘える時間が少なくなったことをあまり良く思っていないみたい。
でも決してボクをイジメたりしないんだ。
『アタシが子猫の時、ちーちょ兄さんはアタシを受け入れてくれたの。だからアタシもね...。』
...なんだって。さすがはオトナだよね。
そんなうり姐さんと比べてみかんは、ボクがやって来てから一緒に遊ぶことに夢中。
朝早くから夜遅くまでボクに飛びかかってジャレて来て、ボクが疲れて寝ていてもガブリと噛み付いてくる始末。
『ジロちゃん、好き好き!たっのしいなぁ♪ガブッ!』
イテテテテ...た、楽しいけど、マジで痛いって!
でも網戸越しに話してるだけの時に比べれば、ハッピーな悩みなんだけどね〜。